関内ホールにての横浜三曲のこと
昨日、10月19日(日曜日) 関内ホールにての横浜三曲秋季演奏会に行ってまいりました。
私は、この度、予定がとれず、欠演致しました。
普段、自分が演奏する舞台を客席から拝聴するということ。
沢山、学ばせていただきました。
特に、K先生たちの演奏が素晴らしく、良く音が立ってハーモニーがきれいで、感動する舞台でした。
帰り道、K先生にその旨、お葉書お出ししようかしらん等と考えておりましたら、電車の中で、共演なされた尺八のS先生にバッタリ!
S先生も嬉しそうでらっしゃいました。
2駅の間でのお話でしたが、K先生に"素晴らしかった"とお伝えしていただくことに致しました。
なにかしら、不思議で、嬉しく、楽しい1日でした。

生田流箏曲 新箏会 主宰 新谷幸子
◇田園調布教室(東京)七月開講いたしました。
横須賀・横浜・東京教室共に入会随時受付中です。
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<お箏(お琴)教室 横浜・横須賀・東京>
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帰り道、K先生にその旨、お葉書お出ししようかしらん等と考えておりましたら、電車の中で、共演なされた尺八のS先生にバッタリ!
S先生も嬉しそうでらっしゃいました。
2駅の間でのお話でしたが、K先生に"素晴らしかった"とお伝えしていただくことに致しました。
なにかしら、不思議で、嬉しく、楽しい1日でした。

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by kotocoral
| 2014-10-20 12:55
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県立音楽堂・神奈川県名流三曲と糸締めのこと
11月の県立音楽堂での名流三曲は、低音の五段砧ですので"双調用"に糸締めをしていただいておりました。
低音なので、枯れ気味の箏(人により、お好みそれぞれです)の方がと思い、六歳の時の箏にいたしました。
私は、高調子のよく音が立つのが好きなのですが、久方ぶりの低音が心地快く、練習を重ねておりましたら、先日、めずらしく、糸が切れてしまいました。
それも、七の糸が真ん真ん中から!
17.5の細めの糸と、天地にしていただいたからでしょうかしら。
琴やさんにレンラク。
糸締めに来ていただく事にいたしましたが、私の出稽古が二回あり、台風通過が予測されたりで、予定が合わず1週間程、先になりました。
それで、昨日から"龍"と"千鳥"の箏で、"黄鐘"にして練習をいたしておりましたら、何かしら音色が新鮮に感じます。
うーん、修行が足りないのう。
追記
手元にある箏は、皆、可愛いのですが、大好きな千鳥の曲にちなんで、銘を入れていただいた“千鳥”と丁度"龍の年"にその木と廻り合い、箏は一匹の龍の例えから"龍"と銘を入れていただきました箏があります。
造って下さった琴やさんが、一字の銘を入れるのは、とても難しく随分苦心為されたようでした。

思うような文字を入れられた時、「新谷先生、まさに画竜点睛です!!!!!」と、うれしそうにおっしゃってらっしゃいました。
私は幸せ者です。
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私は、高調子のよく音が立つのが好きなのですが、久方ぶりの低音が心地快く、練習を重ねておりましたら、先日、めずらしく、糸が切れてしまいました。
それも、七の糸が真ん真ん中から!
17.5の細めの糸と、天地にしていただいたからでしょうかしら。
琴やさんにレンラク。
糸締めに来ていただく事にいたしましたが、私の出稽古が二回あり、台風通過が予測されたりで、予定が合わず1週間程、先になりました。
それで、昨日から"龍"と"千鳥"の箏で、"黄鐘"にして練習をいたしておりましたら、何かしら音色が新鮮に感じます。
うーん、修行が足りないのう。
追記
手元にある箏は、皆、可愛いのですが、大好きな千鳥の曲にちなんで、銘を入れていただいた“千鳥”と丁度"龍の年"にその木と廻り合い、箏は一匹の龍の例えから"龍"と銘を入れていただきました箏があります。
造って下さった琴やさんが、一字の銘を入れるのは、とても難しく随分苦心為されたようでした。

思うような文字を入れられた時、「新谷先生、まさに画竜点睛です!!!!!」と、うれしそうにおっしゃってらっしゃいました。
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by kotocoral
| 2014-10-12 17:55
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お稽古風景 軒の雫のこと
今日から"軒の雫"のお稽古に入られたTさん。
季節は秋ですので、秋にちなんだ曲をと思いましたが"軒の雫"をご希望との事です。
故中井猛先生が「どうすれば、このようなきれいな旋律が作れるのか」と、演奏会の解説にお書きになられておりました曲で、私も大好きな曲です。
~つくづくと 春のながめのさびしきは
しのぶにつたふ軒のたまみづ
しのぶにつたふ軒のたまみづ~

新古今和歌集のおうたです。
地唄風の古曲の三曲合奏の形態をとりながら、"比良や"花紅葉"などの曲と同様に、三種の楽器(箏・三弦・尺八)がそれぞれ独立した旋律でからみあう作りとなっております。
又、軒の雫は、前唄の旋律に、しのぶを ぽ・と・ん、ぽ・と・んとつとう、春の雨の雫を描写している部分があり、とても素敵です。
手事も「どうしたらこのような旋律が!」の中井先生の言葉通り、鳥肌がたつようなメロディーです。
作曲家の平井康三郎先生が宮城道雄先生を"音の絵"を描いた箏のショパンであり、その旋律は高い気品に満ちていると、記していらっしゃるそうですが、まさしく、"軒の雫"もそのとおりなのではと思うのです。

追記
たまみづとは、玉水のことです。
玉(すなわち宝石) のように美しく清らかな水のことです。
中世の小説に玉水(別名・紅葉合) という、美しいお話があります。
秋の夜長、紐解くのも宜しいかと思います。
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故中井猛先生が「どうすれば、このようなきれいな旋律が作れるのか」と、演奏会の解説にお書きになられておりました曲で、私も大好きな曲です。
~つくづくと 春のながめのさびしきは
しのぶにつたふ軒のたまみづ
しのぶにつたふ軒のたまみづ~

新古今和歌集のおうたです。
地唄風の古曲の三曲合奏の形態をとりながら、"比良や"花紅葉"などの曲と同様に、三種の楽器(箏・三弦・尺八)がそれぞれ独立した旋律でからみあう作りとなっております。
又、軒の雫は、前唄の旋律に、しのぶを ぽ・と・ん、ぽ・と・んとつとう、春の雨の雫を描写している部分があり、とても素敵です。
手事も「どうしたらこのような旋律が!」の中井先生の言葉通り、鳥肌がたつようなメロディーです。
作曲家の平井康三郎先生が宮城道雄先生を"音の絵"を描いた箏のショパンであり、その旋律は高い気品に満ちていると、記していらっしゃるそうですが、まさしく、"軒の雫"もそのとおりなのではと思うのです。

追記
たまみづとは、玉水のことです。
玉(すなわち宝石) のように美しく清らかな水のことです。
中世の小説に玉水(別名・紅葉合) という、美しいお話があります。
秋の夜長、紐解くのも宜しいかと思います。
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by kotocoral
| 2014-09-24 10:55
| お稽古風景
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お稽古風景 後押し手、いろいろのこと
来春、横浜三曲連盟の春期演奏会に出す"都踊"。
皆さま方の稽古、大分仕上がってまいりました。
最終ページに"四"の後押しが三種類あり、比較できるお稽古ができます。
同じ間(ま)の中ですぐ押す後押し。
裏間(うらま)で押す後押し。
一拍、後の間で押す後押し。 (これは、このページには、ありません)
きちんと一音上げきり、その余韻が次の音(この場合、一と五の合わせ爪) に続くようにする。

又、一音まで、上げきらないで押す部分もあります。
微妙なタイミングなのですが、とても大切なことです。
箏の奏法というものは、昔から、右手十七法・左手八法(流派により、少し違います) とありますが、つい右手に重きを置きがちですが、実は左手の奏法もとても大切なのです。
古典箏曲は、現代箏曲のように、 さまざまに左手を駆使する奏法はありませんが、それだ
けに、微妙な押し手の音程の違い、後押しの違い等、シンプルなゆえに、えも言われぬ面白さがあるのです。
その違いが、段々に分かってくると、もっと、もっと、古典箏曲が楽しく面白くなってくるのです。
何百年もの伝統に培われ、奥深く、かつ、多くの要素を秘めている古典箏曲(古典文学・謡曲・茶道などなど) 、もっと、もっと多くの方々が、好きになって、楽しんでくださることを願っております。
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きちんと一音上げきり、その余韻が次の音(この場合、一と五の合わせ爪) に続くようにする。

又、一音まで、上げきらないで押す部分もあります。
微妙なタイミングなのですが、とても大切なことです。
箏の奏法というものは、昔から、右手十七法・左手八法(流派により、少し違います) とありますが、つい右手に重きを置きがちですが、実は左手の奏法もとても大切なのです。
古典箏曲は、現代箏曲のように、 さまざまに左手を駆使する奏法はありませんが、それだ
けに、微妙な押し手の音程の違い、後押しの違い等、シンプルなゆえに、えも言われぬ面白さがあるのです。
その違いが、段々に分かってくると、もっと、もっと、古典箏曲が楽しく面白くなってくるのです。
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by kotocoral
| 2014-09-13 07:55
| お稽古風景
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中秋の名月とスーパームーンのこと。
今日、9月8日(月)は、中秋の名月です。
お月見の為に、すすきとお供えを飾り付けしました。
そして、明日9月9日(火)は、今年三度目のスーパームーンがみれるとのことですが……
8月は、とてもきれいにみれたようです。
〜月をみながら、悠久の時を感づる。それもよきかな〜

後、今年程お月さまが、地球に接近するスーパームーンは、20年後とのことですから、みれるといいですね!
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| 2014-09-08 15:11
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箏(琴)を通して心にうつる様々な出来事を記したブログです。多くの方に箏(琴)の素晴らしさを知っていただき、共に学び、楽しんでまいりたいと思います。 生田流箏曲 新箏会 主宰 新谷幸子
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