龍の銘の箏のこと。
昨日は、一日中、箏を弾いておりました。朝から夕方まで。ニコッ


霜月の会のながらの春、新娘道成寺、五十鈴川の他に7曲くらい。
爪をかけて、演奏会用の(龍)の箏で弾きました。
私は、くり甲の箏を3面持っているのですが。
2面は、龍舌の部分に、それぞれ、龍(箏は一匹の龍に例えられております。横須賀芸術劇場の21世紀コンサートがデビューです)と、千鳥(私が千鳥の曲がとても好きてしたので。久良岐能楽堂がデビューです)の銘を入れていただいております。
龍の銘の箏は、
原木から造っていただいた、玉杢(たまもく)で、龍舌(りゅうぜつ)も四分六も、象牙で、

玉縁(たまぶち)包みの箏です。
千鳥の銘の箏は、
ゆかしい紅木(こうき)の玉縁包みの箏で、お弟子さんの中には、こちらの方が好きと言って下さる方もいる品のよい箏です。
最初の頃は、跳ね返る?くらいに、硬い音質でした。
音穴(おんけつ)の中に、
作者の銘がのっております。
もう一面は、
スタンダード?な杢目の箏で、

素直?な音色です。
(演奏会等で時々、ご希望であれば、お弟子さんに貸箏してます)
三面とも、可愛いのですが、
実際に弾くと、私には龍が弾きやすく、音質も私好みです。
今回も、私用に二面もっていき(Dが2曲とCが1曲です)、前もって調弦と思っておりましたが、やはり、三曲共に龍で弾くことになりそうです。
故に、舞台上調弦となりますね。ニコッ
昨日は、興にのって、10曲位、一日中、弾いておりましたが、今日は、疲れが全然残っておりません。
心地が快かったからかな。ニコッ
合奏は、難しい。
特に、曲に思い入れがあると。
中々、相手に添って変える?ことに抵抗があり、フラストレーションがたまります。
お弟子さんの場合は、少しずつ仕上げていくので、納得のいく仕上がりとなりますが。
皆さま方も、大合奏の時は、軸になる指導の方のもとに、気持ちを一つにして、揃うように為されているのでしょうね。
でも、同じ先生にお習いしても、皆、それぞれ、個性?があります。
恐れ多い例としては、
宮城道雄先生の数多くのお弟子さん達。
喜代子先生、数江先生、今の御宗家も、皆さま、お一人弾きの時は、違うかなと。
数多くの高弟の方々も含めて。
まあ、色々と書き並べましたが。
一対一で、合奏することで、
自分の持っている音楽感?が、全然違うものになることに、抵抗を感ずるのは、段々、ガンコ?(できるだけそうならないようにいたしてますが。ニコッ)になることとは、別かなと 思うのですが。
皆さまはいかがでしょう。ニコッ
<お箏(お琴)教室 横浜・横須賀・東京>
by kotocoral
| 2022-10-25 10:55
|
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箏(琴)を通して心にうつる様々な出来事を記したブログです。多くの方に箏(琴)の素晴らしさを知っていただき、共に学び、楽しんでまいりたいと思います。 生田流箏曲 新箏会 主宰 新谷幸子
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