ホッと ❗ (^o^)v

今日は、クリニック受診でした。

実は、水曜の六段合奏稽古の後、爪をかけての本格的稽古は4月からとしておりましたのに。

おそるおそる弾いてみましたら、筋力も握力も衰えてなく、今までと同じように弾けたのです。
嬉しくて、箏も柔らかいのではなく“千鳥の箏“に替えて、1回だけのつもりが、ついつい数回弾いてしまいました。

でも、その時は大丈夫でしたが、翌日と昨夜、腫れと殆ど痛みはなかったのに、微かに鈍い痛みも出て、今日受診まで、内心、戦々兢々でした。

でも、今日診ていただき、大丈夫そうです。
直ぐ、調子に乗るくせは、なかなか直らないようですが。(⌒‐⌒)


この度の演奏会は、幾つかの初体験ありです。
先ず
一つ目は、会場が初めての小ホールです。
出演の生徒さん達にも、関内ホールリニューアルで新しいホールで弾くの楽しみね❗とお話しておりました。

でも、私も此のところの怪我続きで総会出席してなく、変更になりました経緯は、把握してないのですが、この度の演奏会より、小ホールとのことです。

致し方なしではありますが、多分、音響が全然違うかもしれませんね。


二つ目は、
笹の露の尺八さんとの曲運びの考え方の相違で、箏独奏としたことです。

笹の露は、宮城道雄先生も一名“酒“と称し、酒の徳を“高唱“した歌であり、浪華の人、島田良造の作歌で菊岡検校三絃の手をつけ、八重崎検校が箏に移調したものですと教本に記してございます。

品よく?(言葉の解釈難しいですね。どんな場合も品性は必要とは存じますが)弾く曲ではなく、粋で洒脱な曲調の曲と、私は思います。
一言で言うと、笹の露は、九州系が好きなのです。

この度の尺八のY先生は、何度もご一緒しており、お上手な奏者の方でらっしゃいますが、

曲想の解釈?の違いはいかんともしがたく、致し方なく、双方、話し合い、納得の上での箏独奏です。

随分前、
私がもっと若い頃(ニコッ、 まだ入会させていただいてない時)、横浜三曲演奏会に伺いました折り、“白勢京子“さんという方が、“末の契“をお一人で立奏でお弾きに為られているのを拝聴して、何てすてきな末の契なのでしょうとの深い記憶があります。

その方と私とでは、全然違うと存じますが、横浜三曲会とは、そのようなこともできるのだと、とても、新鮮❗に感じた記憶でもありました。

三っつ目は、
私が利き手を怪我したこと。
そして、何人かのお医者さまと療法士さんのお陰で、演奏会には、何時も通りの舞台演奏が可能になったこと。

四っつ目は、
当事者の方々も、唖然 なのでしょう

プログラムの印刷ミスです。
あろうことか、八重崎検校を八重咲検校としてしまっております。(⌒‐⌒) 5曲あります。

八重崎検校といえば、三絃の名手の菊岡検校とコンビを組み、数多くの地歌の名曲を世に出している箏の天才です。
のみならず、八重衣や四季の眺等々の箏手付も為された想像を絶する素晴らしい方だったのだとぞんじます。
そのような方のお名前を、ミスプリントするなど、
事務局の方々も青天の霹靂でしたのでしょうが、演奏会まで日数もなく、そのまま配布することに為されたのだと存じますが。

私の三絃の師匠にこの事をお話いたしましたら。

「あ~ら❗皆さま方、是非是非、咲いてくださいな❗」と。(⌒‐⌒)

「スゴ~イ」。
流石、我が師匠です。
感服です。( ^∀^)

かくして、
この度の第141回横浜三曲定期演奏会は、色々な意味で、私の数多くの演奏会の中で、強烈な記憶に留まるものになるかと。(⌒‐⌒)


でも、
六段も生徒さん達、超多忙な中、一生懸命稽古しておりますし、
私の笹の露も含めて、先日記しましたように、目の覚めるような舞台に致したく準備いたしております。

プログラムをご覧に為られても躊躇することなく、是非是非お運びくださいますよう、謹んでご案内申しあげます。
ホッと ❗  (^o^)v_b0299052_16242996.jpg
ホッと ❗  (^o^)v_b0299052_16244814.jpg

生田流箏曲 新箏会 主宰 新谷幸子


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by kotocoral | 2019-03-29 16:55 | Trackback | Comments(0)


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