薄爪と厚爪。

昨日の按針台教室のお稽古は、朝10：00からの水の変態のHさんと、夜７：00からのご夫妻でした。

水の変態さんは、一応終了で、来春からは、摘草と唐砧のどちらかで、季節的には摘草かなと。

最初に唐砧をお聞かせしたところ「きれいな曲ですね！」と即決。(⌒‐⌒)、

最近、余り聞きませんが、高音箏（かなり高めです）と低音箏と三絃の器楽合奏曲で、“月夜に鮮女が砧を打つ情景をあらわした“曲です。
やはり、弾き込むと、三つの楽器のかもし出すハーモニーが素晴らしいのです。

本手だけでも、少し感じはつかめますが。(⌒‐⌒)。


ご夫妻は、水曜の稽古がご主人さまの作曲の締切りが迫っているとのことで、昨夜への変更でした。

お弾き初めに弾く、春の海と笛の音の稽古でした。

名流三曲以来の久しぶりの稽古でした。
笛の音も、きちんと唄付けも為されて、間拍子も正確です。

お正月の会、生徒の皆さまも楽しみに為されていますが、私も楽しみです。


私のこの処のｱﾝﾖ。
極めて、快くなってまいりました。
うれしいです。(⌒‐⌒)。

昨日も。Hさんの稽古が始まる前、8：30になるのを待って、五十鈴川と笹の露を一時間。
Hさんが帰られて、その後一時間強。
夕方、又、稽古。

この処、かなり長く弾いても、足に違和感？を感じることが少なくなりました。
うれしいです。


お爪を薄爪にかえてみました。
“龍“の箏を造ってくださいました琴やさんが「うちで１番、いい爪です」とお持ち下さったものです。

薄爪は、多人数で弾くと、繊細な爪音は、埋もれてしまうのですが、反対に、音が立つ時は、その音だけが、別もののようになることもあります。

最近は、厚爪を使うことが多かったのですが。

五十鈴川の“清流“は、やはり、薄爪かなと。(⌒‐⌒)。


明日は、11時から尺八さんも交えてのお弾き初めの下合せです。
皆で楽しみにしております。
Y先生、どうぞ、宜しくお願いいたします。

生田流箏曲　新箏会　主宰　新谷幸子


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