春の海について想うこと
弾き始めたのは、中学生位と思います。
小学生の5、6年生で、さくら変奏曲や、さらし風手事を弾いておりましたので、そのあたりと思います。
嬉しくて、春の海を深く味わうことを知らない時は、平気でどんどん弾いておりましたが!
宮城喜代子先生が、一番むずかしいと思うのは「六段と春の海」と記していらっしゃるのを何かの折みたり、段々春の海を深く味わう?ようになってからは、人前で弾かなくなりました。
生徒達には教え、演奏会でも弾くチャンスを多く作ってあげましたが(フルートやシンセサイザーの時もあり)自分で人前で弾くようになりましたのは、ドイツでの演奏会からでしょうか。
その後、ヴァイオリン、フルートとの合奏や四季の音会、横須賀芸術劇場、横浜三曲会、タヒチ等々多くの演奏の場を持ちました。
沢山々、宮城先生の音源や、喜代子先生の映像、一流と言われている多くの方々の生演奏を多く聞き、勉強?致してきました。
宮城先生が、春の海を作曲為された時のコメントは、ブログ四季おりおりの記の2014年12月15日付けの料亭滝川の新春コンサートの曲目解説にあります。
古曲は、その流派での伝承がそれぞれあり、少しづつ違いがありますが、宮城道雄先生の春の海は音源が残っている以上、その流れの中にいるものは、余り違え(たがえ)てはいけないと自戒してまいりました。
でも、宮城先生のお人柄なのでしょうか。
尺八の吉田晴風さん(最初でしたので、素朴な演奏のように感じます)、ヴァイオリンのシュメーさん、フルートの吉田雅夫さんとの演奏は、それぞれみな、違いますし、段々と変わってきております。
しかしながら、宮城先生が今の状況?の春の海をお聞きになった時、どのように思われるかと、フッと思うのです。
余り、制約して弾くことを難しくすると、後世に残らなくなるかもとの危惧もありますが。
全く、違うものになっても残って欲しいとお思いになられるかと。
最近はメチャクチャです。
常々、申あげておりますが、楽しむ(たのしむ)ことと、楽をする(らくをする)ことは、同じ字を使っても全然違うのです。
違いを聞き分けることができる方々も少なくなってきているのでしょうね。
ある演奏会のテーマにありましたように、これ見よがしの刺激より、さりげなく正統でありたいと。
正統とは、どのようなものをとの反論も出そうですが、やはり、正統は正統なのです。
今、日本画の若冲が再び話題となっておりますが。

本当の革新とは!!!
時代に合ったものとは!!!
今ひとたび考えてみるべきなのではないのでしょうか。
少し迷いましたが。
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嬉しくて、春の海を深く味わうことを知らない時は、平気でどんどん弾いておりましたが!
宮城喜代子先生が、一番むずかしいと思うのは「六段と春の海」と記していらっしゃるのを何かの折みたり、段々春の海を深く味わう?ようになってからは、人前で弾かなくなりました。
生徒達には教え、演奏会でも弾くチャンスを多く作ってあげましたが(フルートやシンセサイザーの時もあり)自分で人前で弾くようになりましたのは、ドイツでの演奏会からでしょうか。
その後、ヴァイオリン、フルートとの合奏や四季の音会、横須賀芸術劇場、横浜三曲会、タヒチ等々多くの演奏の場を持ちました。
沢山々、宮城先生の音源や、喜代子先生の映像、一流と言われている多くの方々の生演奏を多く聞き、勉強?致してきました。
ですから、弾く方々の違いも全てわかります。
宮城先生が、春の海を作曲為された時のコメントは、ブログ四季おりおりの記の2014年12月15日付けの料亭滝川の新春コンサートの曲目解説にあります。
古曲は、その流派での伝承がそれぞれあり、少しづつ違いがありますが、宮城道雄先生の春の海は音源が残っている以上、その流れの中にいるものは、余り違え(たがえ)てはいけないと自戒してまいりました。
でも、宮城先生のお人柄なのでしょうか。
尺八の吉田晴風さん(最初でしたので、素朴な演奏のように感じます)、ヴァイオリンのシュメーさん、フルートの吉田雅夫さんとの演奏は、それぞれみな、違いますし、段々と変わってきております。
しかしながら、宮城先生が今の状況?の春の海をお聞きになった時、どのように思われるかと、フッと思うのです。
余り、制約して弾くことを難しくすると、後世に残らなくなるかもとの危惧もありますが。
全く、違うものになっても残って欲しいとお思いになられるかと。
最近はメチャクチャです。
例えば❗親指で、一音づつ上がっていく指使いを中指で簡単に流してみたりして、楽なほうに、楽なほうに、いく傾向です。
常々、申あげておりますが、楽しむ(たのしむ)ことと、楽をする(らくをする)ことは、同じ字を使っても全然違うのです。
(私が、常々もうしあげています楽しむことについては、又、違う機会にお話?致します)
違いを聞き分けることができる方々も少なくなってきているのでしょうね。
ある演奏会のテーマにありましたように、これ見よがしの刺激より、さりげなく正統でありたいと。
正統とは、どのようなものをとの反論も出そうですが、やはり、正統は正統なのです。
今、日本画の若冲が再び話題となっておりますが。

本当の革新とは!!!
時代に合ったものとは!!!
今ひとたび考えてみるべきなのではないのでしょうか。
少し迷いましたが。
春の海新谷幸子で検索ください。
日本と、海外での演奏動画がでてまいります。
生田流箏曲 新箏会 主宰 新谷幸子
◇田園調布教室(東京)開講いたしました。
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by kotocoral
| 2016-05-01 15:55
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