お稽古風景 嵯峨の秋と初鶯のこと

来週のお稽古は、嵯峨の秋をお弟子さんと私が低音パートで合奏したり、初鶯をご希望の方もいて、楽しいお稽古のときを過ごせそうです。

でも、お二人ともに手はよく弾けるようになってきたのですが、唄付けが出来ないのがチョッピリ残念です。

唄を歌うことで、今より何倍も曲を深く味わい、楽しむ事が出来るのですが……。

でも、お唄が苦手な方もいらっしゃるので、中々難しい事でもあるかもしれません。

かなり、曲が進んでも、一念発起、唄付けが出来るように成られた方もいらっしゃるので、その時期を待ちましょう🎵

皆さん、期待していますよ

嵯峨の秋は、お稽古でよく取り上げますが、初鶯は、久方ぶりで、私も楽しみです。

随分前、四季の音会で、会主のM先生の尺八、Ｔ先生の本手、私の替手で初鶯を舞台に載せました。

その折は、小橋先生の替手、金津先生の本手、山本邦山先生の尺八での、NHKで放送された音源を手本とさせていただきました。

下合わせの折り、最初の出だし部分が、Ｔさんのお好み？なのか、ゆったりで、私が「幽玄の感じね！」

Ｔさんが、「幽玄って！」
M先生がにこにこ！

楽しいひとときでした。

本番の会場に声楽の専門家の方がいらしていて、邦楽と洋楽の発声は違うが、何か心ひかれるとおっしゃって下さったとか？

わが盟友の教本達も、たまには登場させてあげなくてわね！！！

生田流箏曲 新箏会 主宰 新谷幸子

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